桃太郎パンケーキ【もちきび】 

岡山県玉野市産の希少な「備中夢白小豆」を使った白小豆あんバター。
奄美諸島産の島砂糖や北海道産のバターを使い、自然で上品な甘さとリッチな風味が、朝食やおやつの時間を贅沢に彩ります。
半鐘屋オリジナルの桃太郎パンケーキと一緒に楽しむことで、パンケーキを一層美味しく引き立てます。
パンケーキの他にも、トーストやクラッカーなどにも良く合います。
白小豆あんバターを使って、いつもの朝食やおやつを特別なひとときに変えてみませんか?

玉野市雑穀生産組合さんの挑戦

古くから小豆の産地と言われている岡山県。中でも白小豆の発祥の地は備中(岡山県)であると言われており、その品質の良さから、高級和菓子に使われてきました。
しかし、栽培の難しさと調整にかかる手間などにより、昨今では作付けが減少し、今では希少な幻の逸品となっております。
そこで、岡山県では温暖な気候でも作りやすく、従来の品種と比べて、風味、つや、舌触りに優れた白小豆のオリジナル品種「岡山ADZ1号」を開発し、「備中夢白小豆(商標登録第25965号)」と名付けました。
玉野市雑穀生産組合では、温暖な気候の玉野市でも作りやすくなった新品種「備中夢白小豆」栽培に取り組んでいます。
美味しい白小豆ができるよう、組合で協力して作業したり、研修・勉強会を行っています。

玉野市雑穀生産組合とは

耕作放棄地対策と新たな特産品づくりを目的に、平成19年に「玉野市雑穀生産振興研究会」として発足し、様々な雑穀栽培を始めました。
産地としてブランド力を向上させ、安定した販路を確保し、さらに地域の活性化に貢献しています。
白小豆栽培については、平成30年度から取り組みが始まったばかりです。

備中夢白小豆の特徴

一般的に、白餡を作る時には「手亡豆(手忙豆)」(いわゆるいんげん豆)を使用することが多いのですが、白小豆で作った白餡は、食べた時の味はしっかりと小豆独特の風味ある味をしています。 こだわりの和菓子屋さんなどでは、白小豆を使って白餡を作ります。
特に、備中夢白小豆は従来の品種と比べて、風味、つや、舌触りがより良いものとなっており、煮えやすいので、白餡を作るのに適しております。

白小豆の歴史

安土桃山時代、豊臣秀吉が京都聚楽第にて諸大名を集め開いた茶会にて振る舞ったと言われる紅色の練り羊かんにも、白小豆が使用されたと言われています。
当時の鶴屋(五代目岡本善右衛門、現在の駿河屋)が「練り羊かん」を作り、豊臣秀吉に献上し、それが引き出物として配られて諸大名の賞賛を受けたそうです。
『新和菓子大系 上巻』によりますと、「白小豆は、全国でもその生産量が少なく、ことに関西方面の上菓子屋さんで、備中の白小豆として重宝がられ、事実、おいしいので、製餡材料としては最高級なもの」と紹介されています。
また、『日本大百科全書』には、「鶴屋の練り羊かんは一五八九年(天正一七)、京都聚楽第において豊臣秀吉から大名諸侯に披露された。その姿は白小豆を紅色に仕上げた棹物で、桃山時代を象徴するような華麗さが、紅の深い色からにおいたっていた」と解説されています。

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